吸い玉(カッピング)とは?
血液をドロドロからサラサラに!
カッピング 吸い玉とは、数千年の歴史をもつ中国の民間療法の一つです。
皮膚に器具を吸着させ、刺激を与えることによって、血液の循環をはかり詰まった血行を良くします。
血液の流れを改善することで体内組織が改善され筋肉のコリなどをほぐします。
当院では古来から伝わる伝統的な方法で吸い玉内の気圧を下げ老廃物を体の深い部分から皮膚表面の代謝の良い部分に引っ張り出し処理させる方法で、日々の食生活で溜まったコレステロールや血液をドロドロにする物質をキレイに流してくれる効果があります。
ダイエットや美容にも効果があるので、最近女性を中心に人気が出てきています。
吸い玉治療にはどんな効果があるの?
吸い玉(カッピング)を受けられる方へのご注意
- 吸玉を受けた箇所が赤く、人によっては赤黒くなり痕が1~2週間残ります。※背中を出したり、水着を着られる方はご注意下さい。
- 患部に腫れや傷がある場合は施術が出来ませんので御了承下さい。
- 肌の弱い方は皮膚に多少痛みが残る場合があります。
- 肌の状態により施術時間に多少個人差があります。
- 特に男性で、毛深い方は吸い玉がつかない場合がございます。
※あらかじめ、体毛の処理をして頂ければ、問題ございません。 - 妊婦さんはお控え下さい。
それでも改善が見られない場合は・・・刺絡(しらく)治療へ↓
吸い玉(カッピング)に関してよく頂くご質問
Q吸玉は痛いですか?
始めて体験される方は痛いと感じる方もいらっしゃいます。
耐えられない痛みではないですのでご安心ください。
しばらくして、血行が良くなってくると吸玉を付けているところが少しずつ温かくなってきます。
Q痕が消えなくなることはありますか?
初めての場合、滞りの多い部分は痕が付きやすいです。
回数を重ねると滞りが解消され、痕もつきにくくなってきます。吸い玉・カッピングの跡は必ず消えていきます。
Q服装はどうしたら良いですか?
Aほとんどの方は薄着になって頂きます。こちらで着替えもご用意しておりますのでご安心下さい。
Q治療後はお風呂に入って良いですか?
A治療後は入浴して大丈夫です。多少皮膚が弱くなっていますので、強くゴシゴシこすらないようにして頂ければ問題ありません。
吸い玉はダイエットに有効なの?
吸い玉は、中国の民間療法の一つで数千年の歴史があります。皮膚に器具を吸着させて滞りをとっていくことで、血行を良くし、体に溜まった毒素を流し出すデトックス効果があり、ダイエットにも大いに有効といえます。
体全体の毒素を流していくので、美容効果も期待できます。
何回くらいで効果が出始めるのか
吸い玉をすると跡が残ります。この部分が赤黒いほど、血流が滞って毒素が溜まっているといえます。吸い玉を4~5回ほど行うことによって、血流の滞りが緩和し、跡にあまり色が付かなくなります。
吸い玉は皮膚に負担がかかるので、1週間に1回ほど(刺絡吸い玉なら2週間に1回ほど)の間隔で行いましょう。
アトピー治療に有効なのか
吸い玉には、血流を増加させ、体内に溜まっている毒素を排出させる効果があります。毒素排出によるかゆみの軽減や、血流増加による体質改善といったアトピー治療にも効果が期待できます。
刺絡吸い玉
刺絡吸い玉とは 当院で今もっとも人気のある治療です!
刺絡吸い玉は、体のツボに鍼を刺し、その部分に吸い玉を行う治療法です。皮膚の下に溜まっている毒素を直接体外に排出できるので、通常の吸い玉よりも高い効果が期待でき、即効性もあります。もちろん血流の増加による新陳代謝も促されます。
特に、がんこな筋肉のハリやアレルギー反応による炎症の鎮静効果(アトピー性皮膚炎など)に対して効果が期待できます。虚弱体質の方など、比較的お体の弱い方には適さない一面もあります。
こんな方におすすめです!!
- 体全体がガチガチで瘀血(おけつ)が溜まっている方
- 体に熱感を感じている方
- 疲れがなかなかとれない方
- 体が何かスッキリしていない方
- アトピー性皮膚炎の症状がある方
- アンチエイジングとして体のデトックス効果を希望される方
- 薬物等、体に蓄積された毒を抜きたい方
体質等を鍼灸師と相談した上で治療を行います。
歴史の古い刺絡治療
刺絡とは、歴史ある鍼灸治療法の1つで、中国では「刺血」と呼びます。
東洋医学には、体内にドロドロに滞った血が溜まると様々な症状を引き起こしてしまうという考えがあり、それに対する様々な治療法が存在します。その治療法の1つに「刺絡」があります。体内の滞った毒素を絞り出します。
刺絡には、指先に鍼を刺して小さな傷をつけて数滴血を絞る方法と、患部に小さな傷を付け、吸い玉を当てて毒素を吸い出す方法があります。
日本の瀉血
沖縄では乱切・瀉血療法と呼ばれています
『乱切・瀉血療法』と呼ばれ、「風邪で発熱したとき、ハブに咬まれた場合」などに民間治療として行われていたそうです。
韓国の瀉血
一般家庭でも普通にやっていたみたいですね・・・
韓国ドラマなどでも『頭が痛いからが針もってきて』と言って、家族が指先に針を刺して血を絞り出すシーンが出てきたりします。韓国では「食あたり」「胃もたれ」など、調子が悪い時に血を絞り出す行為は、一般家庭で普通に行われているそうです。
その他ヨーロッパなど世界各国でも・・・
「滞りは体内の循環機能を低下させる」「体液のバランスが崩れると健康が損なわれるので、血液量を調整して体液のバランスを整える」などの考えから、瀉血療法が行われていたそうです。
体内に長く滞った毒素を外に排出して体内循環を活性させることは
とても重要であると、どの国でも考えられていたんです。
デトックス効果も期待できるので女性の方にも人気のある治療法です。
肩こりや腰痛をはじめ、お体の不調にとても効果的な治療ですので、
お困りの方は是非お試し頂きたい歴史ある治療法です。
刺絡吸い玉に関するよくあるご質問
Q痛くないの?
A鍼を刺すときに、わずかながらチクンとした刺激がありますが、痛みというほどではありません。施術中は「皮膚を吸われている」という感覚がありますが、途中からは慣れてきます。
Qダウン時間はないの?
A刺絡吸い玉の施術後は、交感神経が高まっている状態です。なるべくリラックスしてお過ごしください。入浴自体は問題ありませんが、のぼせやすい状態になっていますので、当日の長湯はなるべく避けてください。
Q吸い玉の痕や皮膚の状態は良くなっていきますか
A吸い玉と同様、皮膚の状態は徐々に良くなっていき、全く消えていきます。ですので、安心して受けて頂けます。